インボイス制度導入からもうすぐ1年

早いもので、インボイス制度が導入されてもうすぐ1年が経過いたします。
日々の経理事務作業で確認する項目が増えたため、携わる方々は日々大変な思いをされている事と存じます。

会社の方針や実態によって合う合わないがありますので一概には言えませんが、
中には上手く活用する事で経理事務の負担を減らす、あるいは効率化が図れるという特例や制度もあります。
既にご存じの方も多いかと存じますが、この場を借りて代表的なものをいくつかご紹介いたします。
　　

簡易課税制度や2割特例の活用

要件を満たすことで活用が可能で、支払取引側のインボイスについて考慮不要となります。

出張旅費等特例、公共交通機関特例、古物商特例、少額特例などの活用

インボイスの保存が不要で、帳簿のみの保存で仕入れ税額控除が認められます。
ただし、所定の内容を帳簿に記載しなければならないなど、特例ごとに満たさなければならないルールがあります。　

ご紹介した内容はごく一部で、今後増えていく可能性も充分考えられます。
全て原則通りの対応をしようとすると、時間がいくらあっても足りません。
インボイス制度導入から1年という節目の時期に、今一度自社に合った形を模索してみてはいかがでしょうか。

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