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「経営者個人としてのゴール」を考えるときに
みなさんこんにちは。スズカFAS株式会社のM&Aチームです。
スズカFAS株式会社は、スズカパートナーズグループ内で、
M&Aや補助金申請のサポートをメインとした企業支援を担当しております。
昨今、M&A仲介事業者の数が爆発的に増加する中、
悪いニュースや、しつこい営業電話・DMにうんざりされている方も多いことと思いますので、
「M&A」という単語が出てきた時点で、
「うちには関係ない」「うさん臭い」という印象を持たれてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、今回は「M&Aをしましょう」という内容ではなく、
「譲渡のM&Aでよく使われる評価手法が、経営者個人の引退プランを検討する上でも参考になる」というお話ですので、よければ少しお付き合いください。
譲渡M&Aにおける重要な要素の一つが「会社をいくらで売るか」=【株式価値】になります。
中小企業M&Aでは「純資産」と「営業権」をベースにした手法が用いられることが一般的で、
簡単に言えば「これまで積み上げてきたもの」と「今後も積み上げが見込まれるもの」によって、対象企業の株式価値を算出します。
財務バランスや収益力をもとに企業の現状を端的に評価する【株式価値】は、しばしば「会社の健康診断」とも呼ばれる重要な指標です。
会社の現状把握はもちろんのこと、短期・中期・長期視点での経営戦略・改善目標を立てるための指標に適しております。
ここで重要なのは、この【株式価値】が、
・親族に引き継いだ(相続した)場合との比較
・自社の従業員に引き継ぐ場合の適正価格
・自分の代で会社を畳む場合の清算価値
などといった、
「現在のオーナー経営者が引退する時」、
つまり「経営者個人としてのゴールを迎えるとき」の様々なケースにおいて、一つの参考値になるということです。
「〇年以内に〇〇万円で、第三者に売却して早期リタイアしたい」という方でしたら、
目標とする株式価値から逆算して、それまでに積み上げるべき純利益や目標とすべき年間の営業利益が見えてきます。
「〇年以内に、従業員に株式ごと会社を譲りたい」という方でしたら、
従業員の方の負担にならないよう、「譲渡に向けて株式価値を落としておく」という戦略も必要かもしれません。
「会社は子供に引き継がせたい」と考えている方でも、
第三者に譲渡した場合のシミュレーションを見て「会社は売って現金で残す」という選択をされるケースもあります。
当社では、この株式価値を簡易的に試算するサービスもご用意しております。
ご興味がおありの方は、担当者あてにお声掛けください。
是非一度、「自社の現在の株式価値」を把握・意識いただき、経営戦略策定の一助としていただければと思います。
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